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徒然なるままに、Milano Fashion Week

 ファッション界の「BIG FOUR」といえば、ニューヨーク、ロンドン、パリ、そしてミラノ。
 Milano Fashion Week とは、いわゆる「ミラノコレクション」が行われる一週間のことだ。街中をかっこいいモデルが闊歩し、ファッション業界とは関係のない人たちもなんとなくウキウキする。
 今回は、この刺激的な一週間における経験談を、ミラノで活躍する若き日本人スタイリスト黒島が、熱く語ってくれた。

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ATSUSHI NAKASHIMAのファッションショーのバックステージにて(以下全て同じ)

 9月半ばのミラノ・ファッションウィーク。僕はここのところ毎シーズン、ヘアスタイリストのアシスタントとして、日本人のデザイナーのショーに参加させてもらっている。しかし今回、それ以外のショーにも参加することができたのだ。
ある日突然、ニューヨークのヘアスタイリストからメッセージがきた。「知り合いから紹介してもらったよ。あなたのスタイルいいね。ETROのショーがあるからアシスタントとして来てほしい」。

 ワオ、エトロだって?!

 しかも、そのショーのメインのヘアスタイリストというのが、僕がいつも参考にしている憧れの人。なんと僕は今回その人のチームに入れるのだ。

 いざ、当日。会場についてすぐに髪型の説明があった。だが彼らが話す英語にパニクったことと、憧れの人のチームで仕事をすることへの緊張で、全然頭に入ってこない。

 ヤバイ!!

 ショーのスタート時間が迫ってきている。無我夢中で仕事をする。入れかわり立ちかわり、いろんな人と仕事をする。様々な国籍と文化、使う技術が違う、道具も多種多様。

 千差万別の髪質のモデルに対し、このショーのテーマに沿った髪型を、各々別々のテクニックで一様に作っていく。時には、僕だったらまだまだ時間をかけたいところを効率よく短時間で、なんてことも。そんな時は、その仕事を素晴らしいと感じると同時に、悔しくて仕方がなかったりする。かと思えば、「この技術を応用したら」「ここをもっとこうしたら」などと、どんどんアイデアが生まれてワクワクが止まらなかったり…。まだまだ僕はうまくなれるはずだと。

 ファッションウィークの時にはミラノは沸き立つ。いろんな人が集まって街の雰囲気が変わるし、イベントも目白押しだ。だけど僕らアーティストにとっては実にシビアな期間なのである。一つの繋がりをどれだけ守って、そして広げていけるか。自分自身をアピールする絶好のチャンスであり、新たな仕事を開拓する場。そのチャンスの中には、溢れるほどの課題がある。今シーズンも僕には様々な変化があった。そして対応しきれないことも多くあった。来シーズンはもっと自分が納得できる仕事をするのだと心に誓う。

 常に前へ、前へ。

Yohei Kuroshima
(写真は、ATSUSHI NAKASHIMAのファッションショーのバックステージにて撮影したものです。)