3月25日まで、店、バール(喫茶店)、レストラン閉鎖。交通機関は運行が保証される。Tabaccai(タバコ屋)やEdicola(新聞雑誌売店)は含まれない。コンテ首相は「数週間でこの大きな努力の効果が見られるだろう。守るべきルールは、移動を必要最小限にすることである」と話した。
ロンバルディア州と他州の14県に対してのみ施行されていた「移動制限」であったが、3月10日から4月3日まで、その範囲がイタリア全域にまで広げられることとなった。
コンテ首相が「IO RESTO A CASA」(私は家に留まる)と命名した首相令は、以下の通りだ。

イタリア全土が隔離対象地区
4月3日まで、イタリア全土が「隔離対象地区」となった(以前まで区別されていたレッドゾーンとイエローゾンは、もう無い)。健康・仕事上の必要性がある場合を除いて外出が禁止となり、理由なく外出した場合は罰金の対象となる。外出の際は「対人距離を最低1メートル」保つ。
自己申告書
外出は禁止されているが、必要に迫られた場合は自己申告書に理由を書いて、持ち歩かなければならない(自己申告のフォーマットはこちら)。印刷が不可能な場合は手書きの申告書を持参すること。通勤など、日常的な移動が必要な場合は同じ申告書が使用できるが、その理由と移動の頻度を記さなければならない。健康・家族に関連する理由がある場合にも該当する。例えば別の県に住む子供(未成年)に会いに行ったり、親戚の世話に行ったりすることは認められる。道でコントロールを受けた際は口頭でその理由を申告できるが、後でチェックが入るので責任を持って事実を言うこと。
通勤の必要性が証明できるか否か
前述の通り、通勤を理由とした外出は許可されるが、申告書を持参しなければならない。また、コントロールの際は、通勤の必要性が証明できなければならない(スマートウォーキングができない理由など)。ただし政府は「なるべく対人距離をおいて働くこと。できれば有給休暇や休暇を取ること。正確な理由がない場合は、周りの人のことも考えて家に留まること」をすすめている。

コントロールに関して
コントロールは警察によって行われる。町のあらゆる場所で行われる。
子供や介護の必要な家族に関して
世話が必要な家族の元へ行ったり、子供を迎えに行ったり(離婚している場合)することは可能である。ピエルパオロ・シレーリ氏(保健衛生省副大臣)は「90歳の母親が別の町で一人で暮らしていたら、もちろん介護に行ってもいい。ただし感染対策のルールをかならず守らなければならない。しかし、両親がたとえ歳をとっていても元気であれば、寂しいからという理由で会いに行ってはいけない。この場合は罰金が発生する可能性がある」。子供連れの散歩は控えた方が良い。
住んでいる市から別の市に行ってもよいか
移動しても良いが、前述の通り、確かな理由がなくてはならない。隣の市に買い物に行く場合は(もしくは、子供を迎えに行ったり、介護に行ったりなど)自己申告書を持って行くか、警察に正確に説明できるように準備しておくと良い。
彼氏、彼女に会いに行っても良いか
ピエルパオロ・シレーリ氏(保健衛生省副大臣)は「もし私がローマに住んでいて、ミラノに彼女がいたら、諦めるしかない。今は愛よりも法律を守らなけらばならない。みんなに理解してもらいたい」と述べている。
医者に会いに行ってもいいのか。検診など
もちろん良い。しかし、疑わしい症状が出た場合は、救急病院に行かないこと。州のフリーダイヤルに電話すること(下記参照)。熱が37.5度ある場合は家に留まること。検査結果が陽性の場合、もしくは隔離されている者は、外出が固く禁じられます。
買い物に行ってもいいの?
必需品を買いに外出してもよい。スーパーは全店舗開いているので、人々が店に殺到することに意味はない。ただし対人距離1メートルを保つこと。他には、食品店(パン屋、肉屋など)、薬局、タバコ屋、新聞雑誌売店、銀行、保険屋、ガソリンスタンド、水道屋、車修理屋なども開いている。デリバリーサービスも営業を続けるが、配達人は対人距離を守る義務がある。

外でスポーツしてもいいの?サイクリングは?
自己申告書を持参し、対人距離を守れば良い。しかし外出は避けた方がよい。交通事故などが発生しても、医者が不足しているため、病院ですぐに診てもらえない可能性が高い。
薬局は開いているの?
前述の通り、開いている。
ミュージアムや劇場、映画館は?
4月3日まで閉まっている。
学校や大学は?
4月3日まで休校。
交通機関は?
本数が減るが、運行は続く。
イベントや儀式は?
イタリア全国で全ての屋外、屋内の催し物は中止。ミサ、結婚式、葬式も含まれる。
観光客は?
自国に帰る以外は、移動を禁じます。
※Corriere della sera のFiorenza Sarzaniniの記事をCiao Journalが翻訳したものです。
©️CIAO JOURNAL
イタリア全国フリーダイヤル
LOMBARDIA
numero verde per info: 800.894.545
numero unico nazionale: 1.500
numero per la segnalazione dei casi: 112
VENETO
numero verde per info: 800.462.340
numero unico nazionale: 1.500
numero per la segnalazione dei casi: 112
PIEMONTE
numero verde per info: 800.192.020
numero unico nazionale: 1.500
numero per la segnalazione dei casi: 112
LIGURIA
numero unico nazionale: 1.500
numero per la segnalazione dei casi: 112
EMILIA ROMAGNA
numero verde per info:800.033.033
numero unico nazionale: 1.500
numero per la segnalazione dei casi: 112
TRENTINO ALTO ADIGE
numero verde per info: 800.751.751
numero unico nazionale: 1.500
numero per la segnalazione dei casi: 112
FRIULI VENEZIA GIULIA
numero verde per info: 800.500.300
numero unico nazionale: 1.500
numero per la segnalazione dei casi: 112
TOSCANA
numero verde per info: 800.556.060
numero unico nazionale: 1.500
numero per la segnalazione dei casi: 112
BASILICATA
numero unico nazionale: 1.500
numero per la segnalazione dei casi: 112
ABRUZZO
numero unico nazionale: 1.500
numero per la segnalazione dei casi: 112
CAMPANIA
numero verde per info: 800.909.699
numero unico nazionale: 1.500
numero per la segnalazione dei casi: 112
MARCHE
numero verde per info: 800.936.677
numero unico nazionale: 1.500
numero per la segnalazione dei casi: 112
PUGLIA
numero unico nazionale: 1.500
numero per la segnalazione dei casi: 112
LAZIO
numero unico nazionale: 1.500
numero per la segnalazione dei casi: 112
CALABRIA
numero verde per info: 800.767.676
numero unico nazionale: 1.500
numero per la segnalazione dei casi: 112
VALLE D’AOSTA
numero verde per info: 800.122.121
numero unico nazionale: 1.500
numero per la segnalazione dei casi: 112
UMBRIA
numero verde per info: 800.636.363
numero unico nazionale: 1.500
numero per la segnalazione dei casi: 112