本日3月21日、ロンバルディア州のコロナウィルス感染者は24時間で3251人増加、そしてこの1日で546人が亡くなった。

この状況を受けて、ロンバルディア州は「ほぼ完全なるストップ」を決定。「各市長、各協会、各組合との話し合いの末に、3月22日から4月15日の間の規制強化を決定しました」とアッティーリオ・フォンターナ州知事は言う。「状況はよくなるどころか、悪化の一途を辿っている。なんと言えばいいのか。人と人との接触を完全に断たない限り状況は好転しないだろう」。フォンターナ州知事の決断は、コンテ首相の「曖昧な閉鎖」を見てのことだ。
規制強化による新たな禁止事項
– 公共の場で集まること。違反した場合は5000ユーロまでの罰金
– 屋外でのスポーツ(個人で行う場合も)禁止
– 市役所などの公共サービスの営業停止(最低限のサービスは除く)
– 手工業の操業停止
– 路上マーケットの営業停止
– 個人向けサービスの営業停止
– 専門事務所の営業停止(緊急事態、締め切りがある場合を除く)
– ホテル業の営業停止(宿泊客がいる場合は、同規制の施行から72時間以内にホテルを出てもらうこと)
– 工事の中断(衛生に関わる建物や病院の構築、緊急事態の場合、道路・高速・鉄道工事を除く)
– 自動販売機の販売停止
営業・販売を続けても良いのは
– 食料品店
– 新聞雑誌売店
– 薬局
– コンピューター、周辺機器等の販売
– 燃料販売
– 金物、ペンキ、フロートガラス、電化製品販売
– 衛生用品販売
– 電球など
– 薬品、香水、小さなペット、カメラ用品、石鹸、洗剤販売
– クリーニング店
– 葬儀屋
– 銀行、ファイナンシャル、保険
ただし対人距離1メートルを保つこと。
スーパーマーケット,薬局,職場における従業員,および治安当局が取り締まる者に対する体温測定の実施を推奨する。
交通機関は運行を続ける。ただし乗客は対人距離1メートルを保つこと。
Marco Cremonesiの記事『Coronavirus, in Lombardia stop a sport all’aperto anche da soli, studi professionali e cantieri』(3月21日)をCiao Journalが翻訳したものです。
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